秋田県仙北郡 栗林酒造店
春霞の酒造りで最も心がけているのは、ごはんのおかずとも相性の良い食中酒。
特別な料理であっても、そうでなくても、食事をしながら楽しんでもらえるお酒を醸したいと考えています。
その意味では、この赤ラベルが最も春霞らしいお酒のように思います。
美郷錦60%精米 日本酒度:+2 酸度:1.8
アルコール:16%
<酒米「美郷錦」にこだわる>
美郷錦は、秋田県独自の酒造好適米です。
酒造好適米として最も有名な品種は「山田錦」ですが、北国秋田では晩生品種である山田錦を栽培することは困難でした。
そこで秋田に適した酒造好適米の育種開発が行われ、その結果誕生したのが美郷錦。
現在、蔵の酒造りは「美郷錦」なしには考えられません。
栗林酒造店では平成17年から美郷錦の契約栽培を始めました。
大粒でタンパクが少なく、精米特性に優れている良米ですが、決して栽培しやすい品種ではないことも事実です。
その意味では「プロのための品種」とも言えます。
仕込み水や使用酵母との相性が良く、当蔵の酒造りに適してると感じ、年々栽培量を増やしてきました。
平成28年度は、全体の六割以上に美郷錦を使用しています。
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