阿蘇名物「あか牛」とひばり工房のコラボ
ビーフジャーキーといえば思いつくフレーズはなんでしょう。「美味しい」「硬い」「噛めば噛むほど味が出る」「お酒に合う」などが一般的なイメージではないでしょうか。
ひばり工房のあか牛ジャーキーは一箇所違います。「美味しい」「噛めば噛むほど味が出る」「お酒に合う」は一緒ですが、「硬く」はありません。とっても「柔らかい」んです。
それはひばり工房二代目の池田智巳氏がフランスへ行った時のこと。フランス北東部に位置するアルザス地方で、地元の牛を使ったビーフジャーキーを口にした池田さんは衝撃を受けました。日本で一般的に売られているビーフジャーキーとは違い、驚くほど柔らかくスパイシーだったのです。
その時、池田さんの脳裏によぎったのは「あか牛」というキーワードでした。フランスにもおいしい牛はいるだろうが、阿蘇にはあか牛がいる。あか牛をビーフジャーキーにすれば、これと同等の、いや、これ以上のビーフジャーキーができるはずだ。
帰国し、すぐに「あか牛ビーフジャーキー」の開発にとりかかりました。試作品はすぐにできましたし、それを食べた人はみな「美味しい」と言ってくれましたが、それでも池田さんは納得できませんでした。もっと美味しくできるはず。研究に研究を重ねました。
あのビーフジャーキーとの出会いから実に三年後。ようやく池田さんの納得できるビーフジャーキーが完成しました。
スジや脂身を丁寧に取り除いた極上のあか牛の肉をビーフジャーキー用に調合した特製の調味料に漬け込んで熟成。仕上げに桜のチップで丸一日燻製させることで完成するという、原料にも製法にもこだわり抜いたビーフジャーキー。初代から受け継いだハムやソーセージの製法を応用し、「とにかく手間と愛情をかけて」作った、最高のビーフジャーキーです。
ブラックペッパーでスパイシーに味付けされたあか牛をよく噛んで、その旨みと辛味がジュワーッっと口の中広がりきったところで「ゴクゴクッ!」。
ビールで思いっ切り流しこんでください。