トノサマガエル 三重県産 |
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販売生体について | 両生類の仲間は体表に微弱な毒を持っています。触ったあとは必ず手を洗い、目などをこすらないようにご注意ください。 本品は、棲息・入手地が三重県となります。東海地方に棲息している個体の販売となります。 遺伝子レベルでの種の判別を行っているものでありません。 稀にトウキョウダルマガエルなどとの自然交雑している「要素」が含まれる個体の場合がございます。 お送りする個体は、2〜3.5cm前後のものとなります。 大きさ、色合い、模様、オスメスのご指定についてはお受けできません。予めご了承ください。 |
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別名 | 殿様蛙、シマガエル |
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学名(※) | Rana nigromaculata (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | 本州(関東地方から仙台平野を除く)、四国、九州地方 |
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飼育要件(※) | 最大全長 → 75〜90mm 温度 → 20〜28℃程度 生活場所 → 半陸棲(半水棲) 餌 → 生餌 総合難易度 ★★★☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 日本の関東地方以外に分布するアカガエル科(Ranidae)の仲間で、水田棲息の蛙としては大型種のカエルです。 日本地域別に棲息するナゴヤガエル、トウキョウダルマガエルに非常に似ており、生息地域と背中のイボや模様、中心筋の入り方などで見分けることができます。 本種は、腹部が白く、背中に筋状に入る突起がありトウキョウダルマガエルのような丸みのある模様はなく突起の周りに細かいスポット柄が見え分けるポイントとなり、また、個体差が非常の多く、体色が褐色系から緑がかったものなど多岐にわたります。 上記の種類と同様に、オスはメスを誘うため両頬(りょうほほ)を膨らませて鳴き声をだして求愛します。 田園や河原で聞こえる鳴き声は、夏の風物詩として風情を感じることができます。 後ろ足には水かきがあり、泳ぎも達者ですが足が長いので脚力もなかなかのものです。 飼育自体は、容易で特に難しい設備はいりませんが、食欲は旺盛で小型のカエルも捕食してしまうので、注意が必要です。 |
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飼育のコツ | 浅瀬の水場と乾燥しない陸地の半々を環境的に作ってあげると良いでしょう。 跳躍力がありますので、ケージは15〜20cm以上の高さのあるケージを選び、蓋をしっかりできるものがオススメです。 底床にはソイルやヤシガラなど、誤って口に入れても排出されるものを使いましょう。 野生下では、低温になりますと土に潜って越冬します。 冬眠させる場合は、10〜11月になりましたら飼育ケース内にソイルなどを厚めに敷き、土に潜り始めたら温度が一定の場所で乾燥しないように注意しながら様子を見てくさい。 冬眠させない場合は、パネルヒーターなどで20度程度に保温するのも良いでしょう。 餌はコオロギなどの昆虫がメインになります。餌は口に入る程度の大きさのものを与えてください。 与える際はダスティングやガットローディングなどで栄養価を高めてから与えるようにしましょう。 |
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複数飼育の注意点 | シェルターをきちんと用意すればある程度の匹数を同時に飼育することは可能です。 口に入るような小型種や子どものカエルなどは捕食されてしまう恐れがあるので注意してください。 |
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繁殖 | ― |
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その他 | カエルの仲間は体表から毒性のある粘液を分泌します。生体を触った後には必ず手を洗うようにしましょう。 生態系の破壊につながるため、飼育している生体は決して逃がさないようにしてください。 |
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亜種 | ・ダルマガエル:Pelophylax porosus ・トウキョウダルマガエル:Pelophylax porosus porosus ・ナゴヤダルマガエル:Pelophylax porosus brevipodus |
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