《全国燗酒コンテスト2020にて金賞受賞!》
全国燗酒コンテスト審査会は2020年8月6日、7日の二日間にわたり東京千代田区の学士会館において実施。全国245の酒造会社から出品された815点のお酒が、4部門に分けられブラインドで審査されました。
その結果、プレミアム燗酒部門において「梵 吉平 純米大吟醸」が金賞を受賞しました。
《「全米日本酒歓評会 2019」で銀賞受賞!》
2019年6月、恒例の全米日本酒歓評会がハワイ州ホノルル市で開催されました。3日間で512銘柄の出品酒を香り、味、バランス、総合評価の4つのカテゴリーで審査。
その結果、大吟醸B部門にて「梵 吉平 純米大吟醸」が銀賞を受賞致しました。
《高品質であり、普段の食生活にも溶け込める純米大吟醸。》
創業1860年。現在11代続く加藤吉平商店は蔵を受け継ぐ蔵主には「吉平(きちべえ)」という名前が襲名されます。
創業者の名前が付けられたこのお酒は、代々続く仕込み方法「古式醸造(生もと造り)」を用いて造られたお酒です。
蔵の代表者の名前を冠する特別なお酒ですが、蔵元の提案では「いつも飲みたいお酒として飲んで頂きたいお酒が吉平。どのお酒を毎日飲みたいかといえば、私は吉平とお答えしています。」とのことです。
何故、毎日飲みたいお酒なのでしょうか?と伺ってみると、それは古式醸造(生もと造り)によって生み出される風味豊かな味わいは、コクがあって、香りもあって、瑞々しく、冷酒でもお燗でもOKだから、だそうです。
更に、湯豆腐からチーズまで、どのような食材、御料理でもオールマイティーに楽しめ、普段の食生活に溶け込める日本酒だからです。と答えて下さいました。
「吉平」は兵庫県特A地区で契約栽培された山田錦を使用して造られています。
酒税法上、精米歩合を50%と表記していますが、精米歩合35%の純米大吟醸酒と精米歩合50%の純米大吟醸酒をブレンドした、梵の中でもより高品質なお酒です。
そんなお酒の味わいはと申しますと、まずクッキーのような穏やかな吟醸香があります。
口当たりに広がる瑞々しい芳香。
旨味・辛味・酸味・僅かな苦味。
余韻に残る熟成味と適度な生もとの香り。
このお酒の持つ様々な味が層となり、口の中で変化していきます。
このお酒を試飲しながら文章を書いていますが、天ぷらが無性に食べたくなる味わいを持つお酒です。