岩鋳 南部鉄器 鉄瓶 7型アラレ IH対応 IWACHU 日本製 黒焼付 0.9L 急須 ケトル ヤカン 南部鉄瓶 鐵器

手軽に鉄分の補給を。
南部鉄器の伝統を代表する鉄瓶

伝統的なアラレ文様を施した南部鉄器の鉄瓶です。
使い込むほどに味わいを増し、使い手によって表情も変化。
日本の伝統美を受け継ぐ研ぎすまされたフォルムは、そこにあるだけで存在感を放ちます。

伝統的なベースはそのままに、ガス火、IHにも対応するなど現代の暮らしに寄り添った機能性にアップデート。
少量の湯沸かしに便利なサイズで、鉄瓶としても急須としてもお使いいただけます。
取っ手が倒せる仕様で、水を入れるときや収納にも便利です。

茶道から生まれた南部鉄瓶だけに、お湯の味わいも優しく、とてもまろやか。
日々の暮らしにとり入れると、不足気味な鉄分を補給することもできますよ。

昔から「鉄瓶で沸かしたお湯は美味しい」と言われます。
それは鉄分が溶け出すことで水が柔らかな味になることにくわえ、鉄瓶の内側に
水道水に含まれるカルキが吸着されるからなのです。
よく使いこまれた鉄瓶の内側を見ると、カルキの湯あかで白くなっています。
白い湯あかのついた鉄瓶のお湯は濁りにくく、味わいもまろやかです。

白い湯あかがつくまで鉄瓶を育て上げたら、まずは白湯でお試しを。
味の違いにきっと驚くはずです。

使ったらその都度きちんと乾かすこと。

南部鉄器と聞くだけでハードルが高そうなイメージですが、
扱い方のルールは意外とシンプル。
ほんの少し注意を払って使ってあげれば、一生ものの道具になるのです。
道具を「育てる」楽しみを味わってみませんか。

ご使用方法と、お手入れ。

― はじめてお使いになる時

初めて南部鉄瓶を使用する際には「ならし」という作業を行います。
まず本体を軽くすすいだあと、水を8分目まで入れて中火で沸騰させ、お湯を捨てます。
これを2〜3回繰り返します。 （このとき、空焚きには十分ご注意ください。）

はじめは金気で湯が濁りますので、2〜3回繰り返して沸かしたお湯が無色になってからご使用ください。火力が弱い状態で沸かしますとお湯が濁る原因となります。”中火程度” で沸かし、ならしの作業を行なってください。


― ご使用後のお手入れ

ご使用後は、内部に残った湯はそのままにせず、ポット等に移すなどして、必ず空の状態にしてください。長時間お湯を入れたままにしておくと、サビや濁りの原因となります。

そのあとフタを取り、余熱や軽い空焚きで内部を完全に乾燥させてから収納してください。

「和」のイメージが強い鉄瓶ですが、独特の質感と重厚感がインテリアにメリハリを与え、モダンな空間を生み出してくれます。鉄瓶でいれるコーヒーもまた風情があり、美味しさも格別。

岩鋳の伝統工芸士がつくる鉄瓶は、外側には天然うるしの焼付塗装をほどこし、内側には伝統技法の釜焼仕上げで酸化被膜をつくっています。この皮膜はサビ止めになり、湯の中には身体が吸収しやすい二価鉄を多く含んだ鉄分が溶け出します。

南部鉄器らしい紋様、つぶつぶの突起「アラレ」が並ぶ鉄瓶からは、職人の技と美意識、そして重ねてきた歴史が感じられます。

100V・200V IH対応の厚底設計。もちろん、直火やガスコンロでもご使用可能。
底面が広いのでお湯も早く沸きます。 刻印された「岩鋳」のロゴは確かな品質の証です。

岩鋳/IWACHU 創業明治35年、日本の南部鉄器を代表するトップメーカーの岩鋳（いわちゅう）。創業以来、伝統の技を守り継承する南部鉄器のトップメーカーとして年間100万点にものぼる鉄器を皆様にお届けしています。 岩鋳は伝統工芸品としての命を守り伝えながら時代が求める新しい伝統の創造にも取り組んでいます。技術の改良と斬新なデザインの開発により生み出された多種多様な南部鉄器製品は、国内だけでなく海外へも輸出され愛用されています。