クマスズムシ オス(1匹) |
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販売名 | クマスズムシ |
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別名 | 熊鈴虫 |
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学名(※) | Sclerogryllus punctatus (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | 日本 ― 本州、四国、九州、対馬 |
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体長(参考) | 50〜65mm |
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飼育要件(※) | 最大体長 → 7〜12mm 温度 → 15〜25度 湿度 → 50%前後 産卵形態 → ススキやササなどの枯れ枝に産卵 成虫寿命 → 約2ヶ月 餌 → 葉野菜・根菜・熱帯魚の餌など、雑食性。水分切れとタンパク質不足に注意。 総合難易度 ★★★☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 本州、四国、九州に生息するコオロギの仲間です。スズムシに似た外見を持ちますがコオロギの仲間で、「シュッシュッシュ、ビーン」と2音が混ざったような美しい鳴き声から、人気の種です。 黒褐色の体色を持ち、脚の先は黄色く、触覚の真ん中付近が白いのが最大の特徴です。またメスは翅が腹部より短く、上翅に縦筋が入るのが特徴です。 晩夏から秋に発生し、林縁の草原などで見られますが、1cm程度の微小なサイズのため、なかなか見つけられません。生息しているところでは個体数がそれほど少なくないわけではありませんが、分布は局所的である場合が多いです。 樹木や林縁のクズやササで覆われた藪で、特に藪の下側に枯れたササの葉や、乾燥した草木片で覆われたような環境でよく見られます。これらの条件さえ合えば、民家の庭や畑の脇でも見られます。 飼育はスズムシ同様で問題ありませんが、やや湿度のある環境での飼育が適しています。 |
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繁殖 | コオロギやスズムシなどに比べ繁殖はやや難しいです。ケースは小から中サイズのものを使用しましょう。スズムシ用のマットや赤玉土を敷き、隠れ家として薄い板と、産卵床になる枯れたススキやササ、アジサイの茎を多数入れておくとよいでしょう。 産卵床にはヤシの皮でできたハスクや園芸用の敷き藁を代用することも可能ですが、産卵数が少なく、メスが産卵床を選べるように様々な産卵床を入れておくほうが良いでしょう。春〜初夏になると卵からふ化してくるので餌や水を切らさないように管理しましょう。 産卵さえうまくいけば何でもエサを食べ、共食いも少なく、プラケースの垂直面を登ることもないので飼育しやすいです。 |
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その他 | ― |
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亜種 | ― |
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